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非生産的座談会

会長、副会長、新顔こむぎ

困った困った

 Twitterでも書いたけど、頭の中に別の人がいるように感じる。それがとても気持ち悪い。

 今までも頭の中のお友達的なやつは何人かいたけど、彼らはあくまでも私が作ったもので、私が(例えばなぐさめてほしい時とか暇な時とかに)呼び出さなければこっちには来なかった。彼らは基本彼らの世界にしかいなかった。

 だけど今いるこの子(こいつ?)は違う。ずっといる。ずっと私のそばにいる。そしてずーっと「何々したい」または「何々したくない」と考えている。掃除したくない、ベランダから飛び降りたい、何もしたくない、車道に飛び出したい、料理したくない、どうしてもベランダから飛び降りたい。おいおいおいおい、なんでそんなに飛び降りたいんじゃい! どうしたどうした、ちょっと落ち着け?頭の中にというより、その子と頭を共有している感じがする。名前はない。見た目も知らない。私は彼女について何も知らない。考えていることだけ知っている。これは私の頭なのに、他の人の頭でもあるような気がする。すごく気持ち悪い。これは私の頭なのに。私はそんなこと考えてないのに勝手に他の人が嫌なことを考える。

 今度病院に行った時言った方がいいのだろうか。こんなこと言ったって伝わるものなのだろうか。言ったところで何が変わるというのだろうか。どうしよう、どうしたらいいんだろう。とにかく気持ち悪い、つらい。こんな気持ち悪いこと誰にも相談できない。どうしたらいいんだろう。やだなあ。

【日記?】手袋

 この頃不安定でああ良くないなあと思ったので、彼氏に出勤の時家にある薬を全部持ってってもらった。そうしないとたぶん全部飲んじゃうし、だけどまだ死にたくはないので。

 一方で自分が病気であることを認められないなと悩むのがめんどくさくなったので、自分は病気じゃない普通に動けるんだぞと思うことにした。

 もしそれでしんどくなったらまたその時考えたらいいし、もしそれでうまくいくのならそれでいい。とりあえず引越しの日まではそうしようと思う。そうしないと動けない。

 

 今日は手袋を買えたのでいい日だった。明日もいい日になるといい。

何もしてない

 現実を見たくない、本当に見たくない。少し考えただけでもうわあーっとなるのが続いている。

 こんなんじゃなにもできないから、これじゃダメだ、何かしなくちゃと思う。思うだけで胸がうっとなる。夕ご飯の買い物で外へ出るだけでめちゃくちゃ足が重くなる。というか最近それすらしていない。朝起きて、彼氏に行ってらっしゃいして、眠くなって寝て、午後になって起きてぼーっとして、彼氏を迎えに行って(その時だけ頑張ってサクサク歩く)、ついでに買い物して、あるいは一緒に外食して、帰ってきたらさっさと寝て、夜中に何度か起きる。毎日それだけ。それだけのくせに「つらいなー」と思う。ちょっとは頑張ってから辛いと言えよバカヤロウ。

 病院に行くのもめんどくさい。何を言っても「いい調子ですね」と言われる。全然いい調子じゃない。お金が欲しい、バイトがしたい。でも絶対2、3日でやめる自信がある。やっぱり何もしたくない。人生が長い。私を知っている人がいる限り自殺はしないことにしている。でもあと長くて70年。長い。長すぎる。

 楽しいなと思う時間がとにかく減った。ふっと吹いたらなくなっちゃう程度しか楽しいなと思わない。その瞬間、その瞬間だけしか楽しくない。何かを読んだ瞬間、何かを聞いた瞬間、何かを見た瞬間。楽しかったと振り返って楽しめることがなくなった。前は楽しかったことを何度も反芻して楽しんでいた。今は思い出しても苦しいばかりだ。

そういえば今日はいつも聞いてる音楽がうるさくて仕方がなかったので、楽しみがまた減ってしまった。

 

今日はあんまりだったけど、明日はいい日になるといい。

ケーキ

 2ヶ月ほど経ったら引越しすることになっている。それから卒論を書いて、同時に就活もしなくちゃいけない。

 あまり現実を見ないようにしている。片付かない部屋も、決まらない卒論のテーマも、自己分析も、どれもこれも手をつけないでほっといている。よくないことはわかっている。まわりが甘やかしてくれるから、わたしはこうしてダラダラできている。いつかは、というか本当は今すぐ現実を見て、考えて、行動しなくちゃいけない。

 病院の先生は「10月には大学行けるようになると思いますよ」と言っていた。でもそうじゃない。必要なのは復学ではなく卒業だし、卒業しただけじゃ意味がない。同時に就職もして、一人で生きていけるようにならなくちゃいけない。今のわたしにはバイトすら難しい。ふと自分の体を思い切り叩いたりしたくてたまらなくなる。甘えている。みんなはもっと苦しいのを我慢しているのに、わたしはこんなに苦しいアピールをしたいだけなのだろう。

  クリスマスは彼氏がケーキを食べたいというので買ってきて一緒に食べた。おいしかった。今日も食べたいと言っていて、それはいいなあと思ったので今から買いに行く。ケーキは特別な感じがあっていい。引越しのことはまた明日考える。

【日記】ガレット

 ガレットを食べた。フランス語の教科書で見てから一度は食べてみたいと思っていた。折りたたまれたそば粉クレープにたまごとかチーズとか生ハムとかが入っていて、今年一番美味しかった。

 やらなくちゃいけないことはわかっているけど、卒論とか就活の話をされるととても焦る。頭がぎゅっと縛られたように感じる。あわあわしながらとにかくその話はしたくない考えたくないと相手に伝えるが、話が終わっても落ち着かない。そういう時はなにかいいことを考える。今日のガレット美味しかったな。そういえばお風呂もピカピカになった。明日は久しぶりにお湯に浸かろう。

 最近あまり調子が良くない。頑張って頑張って、だらだら生きていることしかできない。気付くと1日が終わっている。生きてるだけ偉いぞと自分で自分をなぐさめる。なにかと申し訳ないなと思う。普通じゃなくて申し訳ない。なにも普通になることはないんだ、できることを考えようと言われたがそういうんじゃない。とにかく申し訳ない。

 今日のガレットは美味しかった。今度は彼氏と食べに行こう。美味しいものをたくさん食べたい。

 

【日記】外出

 頼まれたので大きな電気屋にゲームを買いに行った。子供がいっぱいいて、みんな嬉しそうにおもちゃやらゲームやらを抱えていた。ついでにデパートの食品売り場にも行った。こちらには大人がいっぱいいて、おいしそうなものをたくさん買い込んでいた。私は何も買わず人の多さにフラフラしながら家に帰った。欲しかった本が届いていたので落ち込むことはなかった。

 正月には実家に帰る。帰ると必ず調子を崩すがそれでも帰る。

 たとえいいことであっても、昔のことを思い出すと胸がむぎゅううううっと苦しくなる。嫌なことを思い出せばなおさら苦しくなる。実家とその周辺には思い出が多すぎる。だけど大学に入ってからろくに帰ってないのが申し訳なくて、せめてお正月だけでもと思っている。

 ここのところ早寝早起きで、18時には眠くなり、遅くとも4時には起きている。同居人と生活時間が合わなくて「寂しいからもっと遅くまで起きてて」と言われるが起きていられない。私もできれば起きていたい。自分で自分をコントロールできないのが腹立たしい。何かにつけてイライラするのもできればやめたい。我慢しよう我慢しようと思いつつ気付けばドカンと怒っている。あああ申し訳ないこんなに怒ってごめんなさいどうしてこんなこともしてくれないのいやこんなことって思うくらいなら私がやったらいいのよねでもどうしていつも私ばっかりああ怒ってごめんなさい。

 今日は新しいメガネを買いに行く。似合うものがあったらいい。

自己紹介

 ある日突然とにかく窓から飛び降りたくてたまらなくなった。理由はよくわからなかったけどそれについて考えている余裕はない、とにかく自分が窓枠に足をかけないようじっとしているのに必死だった。「死ななきゃ、死ななきゃ、飛び降りなくちゃ、死ななきゃいけないんだ」という声がずっとしていた。

 困ったなあと思って近所の精神科に行ったけれどとにかく入院を勧められるばかりでなんの説明もなく、しまいにはいうことを聞けと怒鳴られた。もう二度と病院になんか行きたくないと泣き喚く私をなぐさめつつ違う病院へ引きずって行ってくれた彼氏には本当に感謝している。

 二つ目の病院では鬱病でしょうと言われた。それに対する薬も出された。でも何もよくならなくて、焦る私はODをしたり自分を傷つけたりとよくないことをいろいろやった。今でも傷が治るのが我慢ならない。見た目がひどいので外に出るときは手袋をするか、袖を思い切り伸ばしている。

 その後なんとなく合わないなと思い今の病院に変えたところ、鬱病ではなく双極性障害ですねと言われた。たぶん高校生の頃からでしょうとのことであった。処方される薬が変わり、それが合っているのかどうかはわからないけれど、少しよくなったような気がしないでもない。

 大学は休学した。学校の先生になるのは止めることにした。週に二度のバイトすら続けられないから就職してやっていけるのか心配だ。本を読むことさえ苦痛なのに卒論なんて書けるだろうか。お腹が空いたら何か食べるけど吐かずにはいられないし、2時間おきに目を覚ましては昔のことを思い出してうなり、昼間は眠くてぼうっとしている。

 何が原因かわからないしいつ治るのかもわからない、そもそも自分が病気だということが信じられない。ただ、こうなる前は頑張らなくても頑張ることができていた。普通に普通でいることができた。早くあの頃に戻りたいと思いつつ、今日も明日も何もできない。