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非生産的座談会

会長、副会長、新顔こむぎ

自己紹介

 ある日突然とにかく窓から飛び降りたくてたまらなくなった。理由はよくわからなかったけどそれについて考えている余裕はない、とにかく自分が窓枠に足をかけないようじっとしているのに必死だった。「死ななきゃ、死ななきゃ、飛び降りなくちゃ、死ななきゃいけないんだ」という声がずっとしていた。

 困ったなあと思って近所の精神科に行ったけれどとにかく入院を勧められるばかりでなんの説明もなく、しまいにはいうことを聞けと怒鳴られた。もう二度と病院になんか行きたくないと泣き喚く私をなぐさめつつ違う病院へ引きずって行ってくれた彼氏には本当に感謝している。

 二つ目の病院では鬱病でしょうと言われた。それに対する薬も出された。でも何もよくならなくて、焦る私はODをしたり自分を傷つけたりとよくないことをいろいろやった。今でも傷が治るのが我慢ならない。見た目がひどいので外に出るときは手袋をするか、袖を思い切り伸ばしている。

 その後なんとなく合わないなと思い今の病院に変えたところ、鬱病ではなく双極性障害ですねと言われた。たぶん高校生の頃からでしょうとのことであった。処方される薬が変わり、それが合っているのかどうかはわからないけれど、少しよくなったような気がしないでもない。

 大学は休学した。学校の先生になるのは止めることにした。週に二度のバイトすら続けられないから就職してやっていけるのか心配だ。本を読むことさえ苦痛なのに卒論なんて書けるだろうか。お腹が空いたら何か食べるけど吐かずにはいられないし、2時間おきに目を覚ましては昔のことを思い出してうなり、昼間は眠くてぼうっとしている。

 何が原因かわからないしいつ治るのかもわからない、そもそも自分が病気だということが信じられない。ただ、こうなる前は頑張らなくても頑張ることができていた。普通に普通でいることができた。早くあの頃に戻りたいと思いつつ、今日も明日も何もできない。