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非生産的座談会

会長、副会長、新顔こむぎ

ケーキ

 2ヶ月ほど経ったら引越しすることになっている。それから卒論を書いて、同時に就活もしなくちゃいけない。

 あまり現実を見ないようにしている。片付かない部屋も、決まらない卒論のテーマも、自己分析も、どれもこれも手をつけないでほっといている。よくないことはわかっている。まわりが甘やかしてくれるから、わたしはこうしてダラダラできている。いつかは、というか本当は今すぐ現実を見て、考えて、行動しなくちゃいけない。

 病院の先生は「10月には大学行けるようになると思いますよ」と言っていた。でもそうじゃない。必要なのは復学ではなく卒業だし、卒業しただけじゃ意味がない。同時に就職もして、一人で生きていけるようにならなくちゃいけない。今のわたしにはバイトすら難しい。ふと自分の体を思い切り叩いたりしたくてたまらなくなる。甘えている。みんなはもっと苦しいのを我慢しているのに、わたしはこんなに苦しいアピールをしたいだけなのだろう。

  クリスマスは彼氏がケーキを食べたいというので買ってきて一緒に食べた。おいしかった。今日も食べたいと言っていて、それはいいなあと思ったので今から買いに行く。ケーキは特別な感じがあっていい。引越しのことはまた明日考える。